管理栄養士から見た、毎日の生活でできるちょっとしたポイントについてお話します!

みなさんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です。
寒さが厳しい季節ですね。
花粉症の症状と風邪の症状がどちらも出ていてつらい…
そうならないために!またはそうなってしまったら!
免疫をケアして春までを快適に過ごしましょう!

たんぱく質をとる! Protein

たんぱく質は筋肉や臓器など体を構成する主成分です。

20種類のアミノ酸の組み合わせによってたんぱく質はできています。

アミノ酸のうち、体内で必要量合成できない9種類を必須アミノ酸といい、食事からとる必要があります。

肉・魚・卵・大豆・乳類はアミノ酸のバランスがよく、穀類や野菜類はバランスが悪いため、様々な食品をバランスよく食べることで栄養価が高まります。

たんぱく質が不足すると人体を構成するたんぱく質を分解して補うため、体力や免疫力が低下します。

たんぱく質は日本人が不足しがちな栄養素のため、野菜サラダに肉や魚介類・豆を加えたり、小鉢として冷ややっこや厚揚げなど大豆製品を取り入れてみましょう。

ビタミンをとる! Vitamins

免疫力の低下を防ぐビタミンA、C、Eを摂りましょう。脂溶性である、ビタミンAとEは調理中に油を使用することによって、吸収率が高まります。にんじん・かぼちゃに含まれるβカロテンは必要な分だけビタミンAに変換されるため、とりすぎを気にせず食べることができます。水溶性ビタミンのビタミンCは熱に弱く水に溶けやすいため、じゃがいもなど根菜はお湯で茹でるではなく、レンジ加熱にするとビタミンCが壊れにくくなります。水溶性ビタミンはたくさんとっても体内に蓄積されずに排出してしまうため、毎日こまめに食事に取り入れることが重要です。

ビタミンAを多く含む食品
レバー・卵・乳製品・ウナギ・かぼちゃ・人参など
ビタミンCを多く含む食品
ほうれん草・白菜・春菊・じゃがいも・大根・柿・ゆず・キウイフルーツなど
ビタミンEを多く含む食品
油脂類・キングサーモン・マグロ油漬缶詰・かぼちゃ・ウナギ・ナッツ類など

ポリフェノールをとる! Polyphenol

チョコレートやカカオに含まれるカカオポリフェノールには、免疫機能に作用し、免疫細胞の白血球の働きを高めたり、助けたりします。また、ポリフェノールのもう一つの働きとして、抗酸化作用があり、美肌効果や血圧低下など嬉しい効果も!

ポリフェノールを多く含む食品
ココア、チョコレート、赤ワイン、てん茶、たまねぎ、れんこん

いかがでしょうか。
たんぱく質やビタミンなどなど、日常的にとれていると思っていても、
実際は体に必要な分が足りていない場合があります。
花粉に関しましては、2024年1月コラム「花粉症も食事で乗り切れ!」を見てみてくださいね。
ではでは、また来月~!!!

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