管理栄養士流!野菜とたんぱく質のとり方解説

みなさんこんにちは!
ウェルパーク管理栄養士です。
みなさんはバランスよく栄養素をとることはできていますか?
今の自分に不足している栄養素・余分な栄養素をすべて把握するのは難しいですが、体調や生活習慣などから次の食事はこんな風にしようかな…?と思えるようなちょっとしたアドバイスをさせていただきます!

午前中勉強や仕事が捗らない…活発に活動したい!
そんな方に

勉強や仕事など、脳を使うときに使用する栄養源は糖質です。
糖質は炭水化物から、消化することのできない食物繊維をひいたもののことをいいます。糖質を分解するとブドウ糖となり、脳がエネルギーにできるのは、ほとんどがブドウ糖です。
ブドウ糖が不足するとぼーっとしたり、疲れやすくなったりします。

多く含まれる食品 ごはん・パン・麺・イモ類など

最近お通じの調子が悪いかも…!そんな方に

お通じの調子が悪い場合、食物繊維の不足や水分不足、運動不足等の原因が考えられます。

食物繊維は腸の老廃物を絡め取り、便のカサを増やして善玉菌のエサとなり腸内環境を整えたりします。野菜や穀類に多く含まれるため、外食などが多く不規則な食生活や食事量が足りない場合があります。

水分は腸内の便の通りを良くしてくれます。トイレが近くなることを気にして水分を取らないと便が硬くなってしまいます。食事中に水分をとる習慣をつけましょう。

腸は動かさないと動きが鈍くなってしまいます。長時間同じ姿勢でいると腸に血流がまわらなくなり、腸が運動不足になってしまいます。

多く含まれる食品 ごはん・パン・麺・イモ類など

野菜には水分も含まれるため、積極的にとりましょう!

食べられる量が減った、またはダイエット中で
食事を減らしてる…そんな方に

ダイエットや食が細くなり食事の量が減ると、栄養素が不足しがちです。

現在の日本人の食生活では、ただでさえたんぱく質・ミネラル等が足りていない場合が多いため、食事の量が減っているとさらに不足する可能性があります。

そのため、1日の食事の中のどこかで冷奴や納豆、ひじきの煮物等小鉢を1品加えましょう。

たんぱく質・ミネラルが多く含まれる食品 豆腐・納豆・牛乳・かつおなど

最近食べ過ぎ…?リセットしたい!…そんな方に

外食が続いたり、不規則な生活のストレスから食べ過ぎてしまっているとき、多くの場合は炭水化物と脂質、塩分をとりすぎていることが多いです。

塩分をとりすぎるとむくみの原因にもなるため、外食の場合はカリウムの豊富なサラダや根菜類を使った煮物などを小鉢として選びましょう。

また、外食は丼ものなどを選ぶと炭水化物と脂質が多くなってしまいます。なるべく定食を選ぶことで、目で見る満足感も増えるのでおすすめです。

カリウムの多い食品 根菜・野菜・ひじき・アボカドなど

いかがでしたでしょうか。
普段の生活で足りている・足りない栄養素を意識してみて下さい!
それではまた次回~!

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