こんなに「す」ごい!お酢の力

皆さんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です。
料理に欠かせない調味料の「酢」。最近では「のむお酢」も店頭でたくさんみられますが、皆さんは飲んだことありますか?
様々な種類があるため、どれにするか迷ってしまいますよね。
最近ではトクホや機能性表示食品など、様々な商品が販売されています。
今回はお酢の種類や健康効果についてお話します。

お酢の種類

主に調理で使うお酢

穀物酢 日本で最もポピュラーなお酢です。シンプルな味わいのため、様々な調味料と合わせての使用や、煮物や炒め物にも使います。

米酢 酢の風味を活かした料理に向いています。酢飯や酢の物など、酢の味を引き立てたい時に使用されます。

調理にも、そのままでもOK

黒酢 コクのあるまろやかな味わいです。そのままでも飲みやすいお酢です。

リンゴ酢 さっぱりした風味でピクルスやマリネなどに使うのがおすすめです。飲む場合は、はちみつなど甘みを加えると良いです。

お酢の健康POINT

お酢の主成分である酢酸には様々な健康効果があると言われています。酢酸は熱でも壊れないため、積極的に料理に取り入れましょう。
1日大さじ1杯程度のお酢を継続的に摂ると効果的です。

塩の代わりに使って簡単に減塩
お酢を使うことで、味にアクセントをつけることができます。素材の味を活かすことで、塩味が少なくても美味しくいただけます。
塩分を減らして高血圧を予防
お酢を使うことで塩を使う量を減らせると説明しましたが、お酢を毎朝大さじ1杯分摂った人の血圧が低下したというデータも出ており、「血圧が高めの方に」と書かれたトクホのお酢も販売されています。
脂肪燃焼をサポート
酢酸に含まれるアミノ酸には、脂肪燃焼効果があるといわれています。ダイエットに興味がある方は、「内臓脂肪が気になる方に」などと機能性が書いてある商品がおすすめです。
腸内環境を整える
酢酸は腸内細菌のエサになったり、腸内を弱酸性に保つことで悪玉菌の発育を抑えてくれるといわれています。気になる方は「おなかの調子を整えます」などと機能性が書いてある商品がおすすめです。
血糖値の上昇を抑える
お酢を大さじ1杯分、食事と一緒に摂った人は、そうでない人に比べて食後の血糖値の上昇が緩やかになるという研究結果があります。

「のむお酢」は低カロリー!

お酢飲料は100mlあたり約10kcalのため、とてもヘルシー。お風呂上りに炭酸飲料が飲みたい方は、希釈タイプのお酢を炭酸水で割って飲むのがおすすめ。

・飲みすぎも注意!
お酢飲料ではなく穀物酢などをそのまま飲むことを習慣化すると、胃を荒らしてしまうかも!穀物酢は調理のときに使用するようにしましょう。

いかがでしたか?
お酢にはたくさんの効果が期待できることがわかりました。
酸っぱいのが苦手な方もいらっしゃると思いますが、熱を加えるとお酢の風味も変わりますし、飲みやすいお酢も販売されています。ぜひチャレンジしてみてください!

ではでは、また来月のコラムでお会いしましょう~!