知ってた?コーヒーの豆知識

お家やカフェ、お仕事中のひと息に、いつも何となく飲んでいるコーヒーですが、実はいろいろな効果があることをご存知でしょうか?
今回はコーヒーの豆知識についてお話します。

コーヒーに含まれる成分

コーヒーには三大栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質やビタミン・ミネラルはほとんど含まれていません。

しかし、様々な効果を発揮する成分が含まれています!

カフェイン

眠気覚ましのほかにも、鎮痛作用や疲労回復効果があります。また、脂肪燃焼や胃酸分泌を促すといわれています。

カフェインによって交感神経を優位にすることで、代謝がUPして脂肪燃焼を助けてくれます。また、胃酸分泌を促すため、食物の消化を助けてくれます。

ポリフェノール

コーヒーにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸類が含まれています。

クロロゲン酸類は特定保健用食品や機能性表示食品では「血圧が高めの方に」「脂肪を消費しやすくする」などと記載される成分です。

クロロゲン酸類は体内でフェルラ酸に分解され、血管を拡げる成分の働きを助けます。また、肝臓での脂肪燃焼を助け、脂肪代謝に関わる細胞へ働きかけることで、脂肪を消費しやすくしてくれます。

コーヒー豆マンノオリゴ糖

コーヒーにはオリゴ糖の一種であるコーヒー豆マンノオリゴ糖が含まれています。

特定保健用食品や機能性表示食品では「おなかの調子を整える」「体脂肪が気になる方に適する」などと記載される成分です。

コーヒー豆マンノオリゴ糖は難消化性のため、胃酸では分解されず、小腸まで運ばれます。そして小腸で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えます。

また、腸内の食物を絡め取り、脂肪が吸収される前に体の外に排出するため、体脂肪の減少が期待できます。

コーヒーを飲むタイミング

脂肪燃焼効果があるため、食後30分以内に飲むのがおすすめです!脂肪の吸収を抑えることができます。もちろん、食前や食事中もOKです。

ダイエット中の方は、運動前に飲むのもおすすめです。

朝起きてすぐはおすすめできません。

人は寝ている間に汗をかくため、気づかないうちに脱水しています。カフェインには利尿作用もあるため、体から余計に水分を出してしまうかもしれません。

朝飲みたい方は、コップ1杯の水を飲んでからコーヒーをいただきましょう!

また、胃が弱い方は、何も食べていない状態でコーヒーを飲むと、胃酸がたくさん分泌され胃が痛くなる恐れがあるので、食事中や食後に飲みましょう。

いかがでしたか?

コーヒー好きの方も、眠気覚ましに何となく飲んでいた方も、新たな発見があったのではないでしょうか?飲みすぎもよくないため、1日に1~2杯程度を目安にコーヒーを楽しんでください!

それでは、また来月のコラムでお会いしましょう~!

※疾病のある方は、医師と相談してください。