冬至と言えば、かぼちゃ

こんにちは!ウェルパーク管理栄養士です。
近年日本でも注目されているイースターですが、今年は4月4日です!
イースターといえば、イースターエッグを思い浮かべますよね?
今月は、イースターと卵についてお話をしたいと思います♪

イースターとは

日本では「復活祭」と呼ばれています。これはイエス・キリストが処刑後に復活したことをお祝いする日で、海外ではクリスマスよりも大切な日といわれています。キリスト教を信仰する人が多い国では、イースター休暇などがあり、家族でご馳走を食べお祝いする習慣があります。

イースターの日は、「春分の日の後の、最初の満月の日の翌日曜日」と決められており、毎年日程が変わります。日曜日と決められている理由は、キリストが復活した日が日曜日であるためです。

イースターと卵

イースターは卵のイメージがありますが、これは卵が、「生命の誕生」や「復活」を意味していて、イースターのシンボルになっています。イースターの日は、家族で卵料理を食べたり、エッグペイントなどのイースター遊びをしたりすることが多いです。エッグペイントには色や柄によって1つずつ意味があります。例えば、赤は幸福・情熱、太陽は生命・成長など、キリスト教の宗派や国ごとに違いがみられます。

海外の卵料理

世界には様々な卵料理があります。イースターなどのパーティーで作ってみるのもいいですね!

デビルド・エッグ ゆで卵の黄身をくり抜いて、味付けしたものを、ゆで卵に詰め直した料理

ミートローフ 型にひき肉とみじん切りにした野菜、ゆで卵を入れ、加熱した料理

ケランチム 茶わん蒸しに似た、韓国の卵料理

エッグベネディクト イングリッシュマフィンの上に、ベーコン、ポーチドエッグを載せ、オランデーズソースをかけた朝食にぴったりな料理

卵の栄養素

卵には食物繊維とビタミンC以外の栄養素が全て含まれています。そのため、卵に含まれていない食物繊維やビタミンCを一緒に食べることによりすべての栄養を摂ることができます。ビタミンCと食物繊維を多く含む野菜などと一緒に卵を料理してみましょう。

また、ビタミンの1種であるビオチンは卵黄に多く、エネルギー代謝のサポートや、健康な皮膚や髪を保つ働きを助けます。しかし、生の卵白に含まれるアビジンと結合すると、ビオチンの吸収が下がるため、卵からビオチンを摂りたい場合は卵白も加熱するようにしましょう。

卵とコレステロール

「卵は1日1個まで」と聞いたことはありませんか?

これは卵に含まれるコレステロールを多く摂り過ぎてしまうと思われていたからです。

しかし、コレステロールは食事由来が約20%、体内で作られるものが約80%となっています。食事から多く摂った場合でも体内で一定のコレステロール値を保つ働きがあるため、健康な人は卵のコレステロールについて、それほど気にする必要はありません。

しかし、現在高コレステロール血症の方や、親族のコレステロール値が高い人は、摂り過ぎに注意しましょう。

いかがでしたか?
今年はおうち時間に、卵でイースターを楽しんでみましょう♪

それではまた来月お会いしましょう!