紫外線による肌トラブル対策

みなさんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です^^
毎日、日差しが強いですが、皆さん紫外線対策はしていますか?
私たちが、体の内側からの紫外線対策のアドバイスをさせて頂きます☆

紫外線による肌トラブル

しみ そばかす 肌荒れ たるみ しわ

紫外線には種類がある!

紫外線の種類にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類がありますが、主にUV-AとUV-Bが私たちの肌トラブルの原因となっています。
UV-Aとは、肌の奥深くまで入り、長期間蓄積されることで、しわやたるみの原因となります。日焼け止めのPA+の数が多いほうがUV-Aから肌を守る防御効果が高くなっています。UV-Bとは、肌表面にダメージを与え、しみや日焼けによる炎症の原因となります。日焼け止めのSPFの数字が高いほど、防御できる時間が長くなります。

人によりますが、日光を浴びてから日焼けするまで10~30分程度かかります。SPF10の日焼け止めをつけると、それを10倍遅らせることができます。 例として計算してみると、SPF10の日焼け止めを塗った場合

SPF10 = 10×10~30分(日焼けするまでの時間) 100~300分

日焼け止めを塗らない時に比べて、日焼けを遅らせることができます。
外側からは日焼け止めやUVカットのついている化粧品、日傘などで紫外線対策をしましょう! そして、私たち管理栄養士からは、食事における紫外線対策のアドバイスをさせて頂きます!

食事

日焼けによる肌トラブルを助ける働きのある栄養素を紹介します。いつもの食事にプラスして、多く摂れるように心がけてみてください!

ビタミンC

ビタミンCにはシミの原因となるメラニン色素の定着を抑え、美白にしていく働きがあります。
またコラーゲンの合成を助けて、お肌の調子を整えます。
ストレスや喫煙でも体内の消費量が高まるため、ビタミンCの補給が大切です。

多く含まれる食品
パプリカ・キウイ・ブロッコリー・柑橘類・じゃがいも

ビタミンE

強い老化防止作用を持つビタミン。ビタミンC・ビタミンB2・β‐カロテンと一緒に摂るとさらに老化防止作用がUP!
血行をよくする働きがあり、肌のハリやターンオーバーを整えます。

多く含まれる食品
アーモンド・植物油・うなぎ・キングサーモン・アボカド

ビタミンB2

皮膚・髪・爪などの細胞に再生を助ける働きがあるビタミン。
不足すると口内炎や皮膚炎など、皮膚や粘膜にトラブルが発生することもあります。不足しないよう、こまめに摂りましょう!

多く含まれる食品
レバー・サバ・サンマ・牛乳・卵・納豆

ビタミンB6

皮膚や髪、歯などの健康維持を助けます。
不足すると湿疹などの肌荒れが起こることも。冷凍保存や調理による栄養の損失が多いので、鮮度の良い肉や魚で摂ることがおすすめ!

多く含まれる食品
カツオ・マグロ・バナナ・レバー・鶏ささみ

L-システイン

肌のターンオーバーを助けることで、メラニン色素を排泄し、肌サイクルを正常に保ちます。
L-システインはそのままの形では食品に含まれていません。

食品には、体の中では作られない必須アミノ酸の中の1つの、メチオニンとして含まれています。そのメチオニンが体の中で変化してL-システインになります。

多く含まれる食品
小麦・大豆・カツオ

β-カロテン

緑黄色野菜に多く含まれていて、油と一緒に調理すると、吸収率がUP!
必要な分だけ体の中でビタミンAになるため、過剰摂取の心配もありません。

多く含まれる食品
菜の花・ほうれん草・モロヘイヤ・にんじん

ポリフェノール

ポリフェノールには多くの種類がありますが、どれも強力な抗酸化作用を持ち、その中でも肌の老化防止を助けるものがあります。
水に溶けやすいため、吸収されやすく、即効性がある反面、大量に摂っても体内に蓄積されないため、こまめに摂ることが大切です。

多く含まれる食品
赤ワイン・ココア・コーヒー・ブドウ・柿

いかがでしたでしょうか?
暑い8月も日差しに負けず、楽しい思い出をたくさん作りましょう!
それでは、また来月にお会いしましょう~!