冷涼 清潔 乾燥 根気、水虫対策

趾間型や小水疱型は強いかゆみがあるのが特徴ですが、角質増殖型にはほとんどかゆみがありません。
しかし、かゆみのない角質増殖型のほうが、実は重症なのです。
反対に、かゆみがある水虫は初期段階であり、対処しやすいのが特徴です。
「かゆみや見た目の悪さだけなら我慢すればいい」と軽く考える人もいるかもしれません。
しかし、水虫は皮膚が損傷している状態であり、患部からブドウ球菌などの化膿菌が入ると、足が腫れ、激しい痛みにより歩行困難になるケースもあります。特に注意が必要なのは糖尿病の人で、水虫の疾患部から化膿菌が入り、足の壊疽が起こって切断しなければならないこともあります。
このようなケースは頻繁にあるわけではありませんが、「たかが水虫」と思わないことが重要です。