低GI値のお話し

みなさんこんにちは!
ウェルパーク管理栄養士です。
みなさんGI値はご存知ですか?
GI値は食後血糖値の上昇を示す指標になります。
今回はGI値についてお話します。

GI値とは

GI値分類表

GI値とはグリセミックインデックス値の略で、ブドウ糖を摂取した際の血糖値の上昇を100とし、それに対して食べ物を食べた時の血糖値の上昇がどの程度か測定した値です。簡単に言うと食品に含まれる糖質の吸収の違いを示したものです。

GI値が高い食品を食べると血糖値が急激に上がり、脂肪をため込みやすくなります。逆にGI値が低い食品を食べると糖質の消化吸収が緩やかになるため、血糖値が上がりにくくなり脂肪をためにくいことから、ダイエットにも使われる値です。

低GI食品の効果

血糖値の上昇を緩やかにする

GI値が高い食品は、一気に血糖値を上昇させてしまい血液中の糖を処理するために多量のインスリンが分泌され、今度は一気に血糖値が降下してしまいます。しかし、低GI食品は糖質量が少ないためゆっくり吸収されます。ゆっくり糖質が吸収されるため、血糖コントロールがしやすくなり糖尿病の予防に繋がります。

セカンドミール効果

セカンドミール効果とは、最初にとった食事(ファーストミール)が次にとった食事(セカンドミール)の血糖値にも影響を及ぼすことであり、最初にとる食事に低GI食品を取り入れることで効果を発揮します。

腹持ちが良い

低GI食品は、消化するのに時間がかかります。そのため、空腹と感じる時間が少なくなり、食べ過ぎを防ぐことができます。

メタボリックシンドローム予防

低GI食品を摂取することで、内臓脂肪の蓄積が妨げられることが期待されるため、メタボリックシンドロームの予防に繋がります。

高GIの食品 白米、スナック菓子、ジャム、うどん、じゃがいも、にんじんなど

低GIの食品 全粒粉パン、そば、りんご、きのこ類、豆乳、牛乳、チーズ、肉類、魚介類など

いかがでしょうか?
普段の食生活に低GI食品を摂り入れて、血糖コントロールを意識してみましょう!
高GI食品が悪いものではないので、高GI食品と低GI食品をバランス良く組み合わせて食べましょう。
それではまた次回~~~!