みなさんこんにちは!
ウェルパーク管理栄養士です。
2月はバレンタイン。大切な人や普段お世話になっている人に感謝を伝えるためにチョコレートを渡す季節。そんなチョコレートの原材料であるカカオには様々な効果があります。
今回はカカオについてお話します。

カカオとは

カカオとはアオイ科の植物で1年を通して緑の葉をつける常緑樹です。カカオの木は7メートル以上あり、平均気温27度以上の熱帯地域で育ちます。カカオの実はカカオポッドと呼ばれておりラグビーボールの様な楕円形をしています。その中には果肉とカカオ豆が入っており、カカオ豆がチョコレートやココアになります。
チョコレートの種類
カカオの含有率 | ミルク | 約20~40% |
---|---|---|
ビター/ブラック | 約40~60% | |
高カカオ | 約70%以上 |
チョコレートはカカオの含有量によって種類があります。カカオの含有率が高いほど甘みが少なく、苦みが増します。
カカオポリフェノール
の効果
高カカオチョコレートにはカカオポリフェノールが多く含まれています。カカオポリフェノールは苦みや色素成分でありポリフェノールの一種で、様々な効果があります。
動脈硬化を引き起こす原因であるLDLコレステロールの酸化を防ぐ抗酸化作用があり動脈硬化予防に効果があります。
血管に炎症があると血流が悪くなりますが、カカオポリフェノールが作用することで炎症が軽減されるため、狭まっていた血管が広くなる効果があり血圧低下に繋がります。
アレルギー症状は肥満細胞からヒスタミンが放出されることによりくしゃみやかゆみを促進しアレルギー症状が発現します。カカオポリフェノールはヒスタミンの放出を防ぎアレルギー症状の改善に繋がります。
老化の原因となる活性酸素は肌トラブルの原因となります。活性酸素はストレス、喫煙、アルコールの摂りすぎ、暴飲暴食など体に負担がかかると過剰に発生します。カカオポリフェノールはこの活性酸素の発生を抑制し、美肌効果に繋がります。また肌の水分量の低下を防ぐ効果があるとされています。
いかがでしょうか?
カカオポリフェノールにはこんなにうれしい効果が沢山!
そんなカカオポリフェノールを含むチョコレートを大切な人や普段お世話になっている人に
感謝の気持ちを込めて渡してみてはいかがですか?
それではまた次回~~~!