みなさんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です。
じめじめと汗ばむ季節になってきました。気づかないうちに疲労がたまっているかも…疲労といえば、クエン酸!
本日はクエン酸のお話をさせていただきます。
クエン酸 って?
お酢やかんきつ類に含まれる酸味成分の一種です。
クエン酸は、食べ物をエネルギーに変えるために欠かせない成分です。
多く含まれる食品 レモン・ライム・グレープフルーツ・梅干し
疲労回復!
クエン酸は、運動後や日常生活の疲労回復に効果があるといわれています。
体内にたまった乳酸を分解して乳酸の濃度を低くすることがわかっています。
老廃物を体内に出すことで、効率よく疲労回復することができます。
夏場は汗と一緒にアミノ酸などの栄養成分も流れてしまうため、アミノ酸配合のクエン酸飲料などをとりつつ運動がおすすめです。
カルシウムの 吸収率アップ!
カルシウムは吸収しにくい栄養素です。吸収率のいい牛乳でも、約50%程度しか吸収されません。野菜類・豆類では18%程度とされにぐんと吸収率が下がります。そのため、腸でのカルシウム吸収率を上げるクエン酸をカルシウムの豊富な食品と一緒にとることがおすすめです。
食欲増進 も!
クエン酸の酸味によりだ液や胃液の分泌を促進することで、食欲を増進させます。夏場にさっぱりとしたものが食べたくなるのも、クエン酸の効果かもしれません。
6月6日は「梅干しの日」です。
梅干しはすっぱくて苦手な方も多いかもしれませんが、実は様々な栄養が含まれています。
- ポリフェノール
- ポリフェノールには抗酸化作用・抗炎症作用があります。
- カリウム
- 体内の水分バランスの調節や、血圧を下げる働きを助けます。
- クエン酸
- 今回お話ししたクエン酸やリンゴ酸が梅干しの酸味の正体です。運動後や、日常生活の疲労感を軽減する働きが報告されている機能性関与成分です。
いかがでしょうか?
これからの季節、暑さやじめじめで食欲がなくなったしまったときでも、
クエン酸を多く含んだ食品をちょい足しして、乗り切りましょう!
それではまた次回~!!