【2024年1月】「花粉症」のお話
皆さんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です。
花粉の季節がやってきました!
薬やマスクでも対策できますが、管理栄養士から食事での対策方法をお伝えいたします!


花粉は春先に飛ぶイメージがありますが、実は1年中飛んでいます。花粉の代表の「スギ」や「ヒノキ」が1月末~5月まで飛散するため、花粉=春先と思う方が多いです。ブタクサやヨモギは秋頃に飛散するため、秋頃に鼻づまり、鼻水が気になり風邪かな?と思ったら、実は原因は花粉かもしれません。
花粉症は、アレルギーが原因で起こります。花粉は、本来人体には無害です。しかし、体の中に入ってきた花粉を、脳が有害だと誤認識すると、追い出そうと免疫機能が働きます。その免疫機能によって、鼻水やくしゃみ、涙などで花粉を体から追い出そうとします。これが、花粉症のメカニズムです。

免疫機能を高めよう!
免疫システムの60%は腸にあります。そのため、腸を元気な状態にしておくことが重要です。善玉菌を元気にするためにも、乳酸菌やビフィズス菌が多く含まれるヨーグルトや乳酸菌飲料は花粉シーズン前から食生活に取り入れましょう。

食物繊維で善玉菌を助けよう!
食物繊維は、腸内環境を整える働きがあります。また、善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす働きを助けることで、免疫機能が高まります。
食物繊維が多い食品
ごぼう、きのこ類、レタス、青汁、れんこん

ポリフェノールで花粉対策!
チョコレートやカカオに含まれるカカオポリフェノールには、免疫機能に作用し、花粉を異分子と認識して攻撃する抗体ができにくくなります。また、ポリフェノールのもう一つの働きとして、抗酸化作用があり、美肌効果や血圧低下など嬉しい効果も!しかし、たくさん食べるのは禁物です!
ポリフェノールが多い食品
ココア、チョコレート、赤ワイン、てん茶、たまねぎ、れんこん

青魚でアレルギー物質の働きを抑えよう!
魚に含まれる、DHA・EPAはアレルギー物質である、ヒスタミン(※)の働きを抑えます。これにより、花粉症の症状を抑えることにつながります。肉より魚派の人でも、より積極的に摂ってみましょう!
DHA・EPAを多く含む食品
サバ、イワシ、サンマ、アジ、ナッツ類
いかがでしたか?
薬だけでなく、食事も見直すことによって、花粉と上手に付き合いましょう!
食事は花粉症が本格的に発症する前からコツコツ始めましょう!
では!また来月お会いしましょう~☆


チーズがとろ~り!キムチ鍋
- 120kcal
- たんぱく質
- 9.3g
- 脂質
- 6.7g
- 炭水化物
- 4.6g
- 食物繊維
- 0.6g
- 食塩
- 1.6g
材料(2人分)
- あじの刺身
- 50g
- たまねぎ
- 20g
- カイワレ大根
- 1つまみ(5g)
- ミニトマト
- 1個
- 大葉
- 1枚
- こいくちしょうゆ
- 10g
- オリーブオイル
- 5g
- レモン汁
- 5g
作り方
1たまねぎは繊維を断って薄切りにし、水にさらす。
2こいくちしょうゆ・オリーブオイル・レモン汁を混ぜ合わせる。
3カイワレ大根は根を切る。ミニトマトは4分割にする。大葉は丸めて細切りにする。
41の水気をよく切ったら皿にしき、あじの刺身、カイワレ大根、大葉、ミニトマトを盛り付けたら、2のドレッシングをかけて完成!

レンジで簡単!お弁当にも!にんじんとえのきのナムル
- 160kcal
- たんぱく質
- 2.7g
- 脂質
- 12.6g
- 炭水化物
- 6.7g
- 食物繊維
- 3.7g
- 食塩
- 1.5g
材料(2人分)
- にんじん
- 1/2本
- えのき
- 1/2房
- いりごま
- 大さじ1
- 鶏ガラスープの素
- 小さじ2
- こいくちしょうゆ
- 小さじ2
- ごま油
- 小さじ2
作り方
1にんじんは皮をむき細切りにする。耐熱容器に入れて被るくらいの水を入れたらラップをし、500Wで3分間加熱する。
2えのきは石づきを切ったらさらに半分に切る。
31の余分な水を切ったら2を入れてラップをし、500Wで1分半加熱する。
43の水気を切り、調味料を加え、よく混ぜたら完成!