もういくつ寝ると…お正月!おせちにまつわる栄養素

みなさんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です。
2023年も残りわずかですね。
お正月といえばおせちですが、おせちには様々な願いが込められています。
今回はおせちの意味と栄養素をご紹介いたします。

かずのこ 意味:子孫繁栄

栄養素:DHA・EPAが豊富。魚卵にはプリン体が多いイメージですが、かずのこのプリン体はとても少ないです。また、三大栄養素の中ではたんぱく質が多く含まれています。

栗きんとん 意味:財産や富に恵まれる

栄養素:栗はナッツ類の中では脂質が少なく、炭水化物が多く含まれています。ビタミン、ミネラルなどもバランスよく含まれています。あんに使われるさつまいもにはビタミンB1やビタミンC、カリウムが含まれており、食物繊維も豊富です。

黒豆 意味:「まめ」に働く

栄養素:黒豆は黒大豆で作られています。たんぱく質や鉄分が豊富です。大豆イソフラボンには女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをするため、骨粗しょう症予防にいいとされています。

紅白かまぼこ 意味:赤は魔除け、
白は政情や神聖さ

栄養素:ビタミンB群が豊富に含まれています。練り物は消化にもいいので、手軽にたんぱく質を摂る際におすすめです。

ごぼう 意味:長寿

栄養素:繊維質が多く、食物繊維が豊富です。抗酸化作用を持つクロロゲン酸や、カリウム・鉄などの栄養素が多いです。

豆知識

おせちとは別に、お正月はお雑煮などおもちを食べる機会も増えます。

おもちは高エネルギーで、切り餅2個で234kcalです。カリっと焼けば手でも気軽に食べることができます。炭水化物が多く血糖値が上がりやすいため、食物繊維の多い「のり」と一緒に食べる磯部餅や、食物繊維・たんぱく質の豊富な「きなこ」と一緒に食べるきなこもちなどの食べ方がおすすめです。

いかがでしょうか。
毎年の行事としておせちやお雑煮など食べていましたが、意味や栄養素などをご紹介いたしました。
それではまた次回~!

12月のレシピ
お正月の余り物をアレンジ♪