意外と多い?一日分の野菜
「健康日本21」では成人の場合一日あたり350g以上の野菜をとることが目標とされています。また、野菜350gのうち緑黄色野菜を120g摂ることを推奨しています。
生のままだと両手にいっぱいの野菜を3杯分とかなりの量がありますが、茹でた状態にすると片手1杯分になります。
生のまま食べた方が栄養素は破壊されないためいいと思いがちですが、スープやレンジアップすることで摂りやすい栄養素もあります。
皆さんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です。
突然ですが皆さん、野菜は食べていますか?
今回は一日に摂る野菜の量から食べ方まで、
野菜についてお伝えいたします☆
「健康日本21」では成人の場合一日あたり350g以上の野菜をとることが目標とされています。また、野菜350gのうち緑黄色野菜を120g摂ることを推奨しています。
生のままだと両手にいっぱいの野菜を3杯分とかなりの量がありますが、茹でた状態にすると片手1杯分になります。
生のまま食べた方が栄養素は破壊されないためいいと思いがちですが、スープやレンジアップすることで摂りやすい栄養素もあります。
生のまま食べることで、加熱による栄養素の損失を少なくすることができます。また、温野菜よりカサが多いため、量を食べることは出来ませんが、逆に普段の食事量が多い方は、生野菜を食べることで満腹感を得るため全体の食事量を減らすことができます。
カサを減らして生野菜よりも量を食べることができます。加熱によって壊れてしまう栄養素もありますが、にんじんなど緑黄色野菜に含まれるβカロテンは生よりも茹で、茹でよりも油調理の方が体内の吸収率が高くなります。また、じゃがいもは茹でるとカリウムやビタミンCの約50%以上が流れ出てしまいますが、レンジで加熱する場合は短時間で済むため、栄養素の損失が少なく済みます。茹でる場合は溶けだした栄養素をそのまま頂けるスープにしましょう。
加熱や長時間水に晒すことで溶けだしてしまう野菜の栄養素。冷凍すると壊れてしまいそうですが、意外にも水溶性ビタミンが少し損なわれるだけで、その他の栄養素は保たれます。また、一般的な冷凍野菜は旬のものを急速冷凍するため、旬を過ぎたものや、家庭の冷蔵庫で長時間保存されたものより栄養価は高いかもしれません。
忙しい日や手を抜きたい日、冷凍野菜やカット野菜を使って簡単に野菜を摂ることができます。
耐熱容器に薄くバターやマーガリンを塗り、食パンをちぎって敷き詰めます。少な目の牛乳で通常より濃く溶いたコークリームスープをかけて、解凍済みの冷凍ブロッコリーや冷凍えび、カットしたミニトマトをのせます。チーズをかけたらトースターで10分程度加熱!簡単にパングラタンができます。
小鍋にごま油をひいてにんじんを炒めます。火が通ったらスープの素とお湯、しょうがを加えて沸かしうどんを入れて煮たら完成!最後に小葱を散らします。味付け不要で簡単にあったかかきたまうどんができます。しょうがが効いているため温まります。
いかがでしょうか。
生野菜や温野菜には摂り方のメリットデメリットがあります。
うまく組み合わせて、一日量350gを目指しましょう!
ではまた次回~!