オートミールって?
オーツ麦という穀物のもみ殻を取り除き、食べやすく加工したものです。オーツ麦は日本では燕麦(えんばく)と呼ばれています。
ビタミンやミネラル・食物繊維を豊富に含んでいますが、低カロリーのためスーパーフードと呼ばれています。種類にもよりますがそのままでは固く食べづらいため、水などでふやかします。
1食分30gを水でふやかすと、なんと180gに膨らみます。また、胃の中でも膨らむため、少量で満腹感が得られることが特徴です。
皆さんこんにちは!
ウェルパーク管理栄養士です!
5月は新生活の疲れも溜まってきて、食欲がない時もあるかと思います。そんな時は、少量でお腹いっぱいになれるオートミールはいかがでしょうか?
レトルトも販売されているので、気軽に試すことができます。
今回はオートミールについてお話します!
オーツ麦という穀物のもみ殻を取り除き、食べやすく加工したものです。オーツ麦は日本では燕麦(えんばく)と呼ばれています。
ビタミンやミネラル・食物繊維を豊富に含んでいますが、低カロリーのためスーパーフードと呼ばれています。種類にもよりますがそのままでは固く食べづらいため、水などでふやかします。
1食分30gを水でふやかすと、なんと180gに膨らみます。また、胃の中でも膨らむため、少量で満腹感が得られることが特徴です。
オートミールは燕麦の加工の仕方によって数種類に分かれています。
燕麦のもみ殻を取り除いた1粒を2~3個に割ったものをスティールカットオーツといいます。鍋などを使って長時間の加熱調理が必要なため調理の際に手間ですが、栄養価は一番高いです。
オーツ麦を加熱処理し、平たく伸ばしたものをロールドオーツといいます。スティールカットオーツに比べてすでに加熱処理してあるため、調理の手間を少なくできるところが魅力です。麦の形が残っているので、ふやかしてもとろっとしづらく、ぷちぷちとした食感が残せるため、お米の代わりとして食べやすいのが特徴です。海外メーカーのものが多いので、輸入品を取り扱うスーパーで購入できます。
ロールドオーツを更に調理しやすく加工したものをクイックオーツといいます。ロールドオーツを更に細かく砕いたもので、短時間で調理できるところが特徴です。熱湯をかけるだけで、とろっとしたおかゆのような食感になります。時間がない朝や、ランチの際にはカップスープに入れるだけで簡単にリゾットや雑炊にすることができます。日本の会社から販売されているオートミールは、ほとんどがクイックオーツです。スーパーやドラッグストアで購入できます。
ロールドオーツを調理してから再度乾燥させたものです。すでに味付けされているため、簡単に調理ができます。牛乳をかけてシリアルのように食べることもできます。しかし、長時間加熱してしまうと食感がなくなってしまうので、とろっとした食感が苦手な方は注意が必要です。オートミールを食べたことない初心者の方にも、手軽さの面ではインスタントオーツがおすすめです。
白米に比べて多く含まれる栄養素や特徴を紹介します。
食事摂取基準では一日あたり女性18g以上、男性21g以上が目標になっていますが、実際に摂られている量は11g程度といわれています。
オートミール1食分30gあたり2.8gの食物繊維が含まれています。これは白米お茶碗1杯分の約7倍です!食物繊維は大きく分けて不溶性食物繊維(※)と水溶性食物繊維(※)の2種類あり、野菜などに含まれる食物繊維は不溶性が多いため、水溶性は貴重です。1食分2.8gの食物繊維のうち、不溶性食物繊維は1.85g、水溶性食物繊維は0.95g含まれています。
※不溶性食物繊維
水に溶けにくく、腸内で便のカサを増やし、体の外に出すことでお通じをよくします。
※水溶性食物繊維
水に溶けるため、腸内でヌルヌルとしたゲル状になり、コレステロールを吸収して体の外に出します。腸内の善玉菌のエサにもなります。
成長期の方や食事を減らしたダイエットをしている方に不足しがちな栄養素です。
1日の推奨量は成人男性で7.5mg、成人女性(月経なし)6.5mg、(月経あり)で10.5mgです。
オートミール1食分30あたり1.2mgの鉄が含まれていて、白米お茶碗1杯分の約2倍の量です。豚レバーや鶏レバー、緑黄色野菜に多く含まれますが、苦手な方もいると思うので、主食に置き換えられるオートミールはおすすめです。
お茶碗1杯分の白米や玄米に比べて炭水化物の量は約1/3、カロリーは1/2以下です。
ダイエットしている方には主食の置き換えにおすすめです。
オートミールには食物繊維や鉄は豊富ですが、ビタミンA・C・D・Kは含まれていません。
そのため、ビタミンA・Dなら卵、C・Kなら野菜や納豆を一緒に摂りましょう。
いかがでしたか?
最近では様々なオートミールが発売されています。牛乳をかけてすぐに食べられるものから、本格的に鍋で煮込むものまであります。調理の方法も甘い味付けから鶏雑炊のような日本風のものもあるので、是非試してみてください!
ではでは、また次回~~~!
<中華風辛肉みそ>
<ナムル>
※にんにく、しょうがチューブご利用の場合
・大さじ ≒ 5cm
・小さじ ≒ 2cm
にだいたい相当致します。
1<肉みそ編>
フライパンでごま油とにんにく、しょうがを軽く炒め香りが立って来たらバラ肉を炒めます。
2バラ肉全体に火がある程度通ったら酒、しょうゆ、砂糖、コチュジャンを加え、焦げないよう気を付けながら炒め味を絡めて完成。
3<ナムル編>
ほうれん草、チンゲン菜は葉を洗いもやしはひげを取り下処理します。にんじんは皮をむき今回は5cm程度のちょっと太めの千切りにしました。
4まずは火の通りづらい野菜から順に茹で、茹で終わったゆで汁でオートミールを米化します。レンジ600W2分30秒程度で加熱しました。
5茹で終わった野菜は良く水気を切り、葉野菜は軽く絞り食べやすい大きさに切りボウルに入れます。(今回はにんじんに合わもやし以外は5cm程度にしました。)
6ボウルに入れた野菜にごま、ごま油、にんにく、しょうが、中華風顆粒だしを入れて和えます。
7後は辛肉みそ、ナムル、納豆、キムチを盛り付け真ん中に卵黄を落として完成です!
<調味料>
1にんじん、大根は皮を剥き、短冊切り、たまねぎは皮を剥いたら半分に切り、薄くスライスする。ねぎは斜め切りし、もやしは軽く水洗いしておく。
2ほうれん草の根元を少し切ったら深めのボウルに入れ、熱湯をかけて湯通しする。30秒ほどつけたら、水に10分程度晒す。10分経ったらザルにあけ、水気を切ったら5cm程度の食べやすい大きさにカットする。
3鍋にごま油をひき、豚こま肉とにんじんを入れて中火で炒める。肉に火が通ったら、水を入れて、<調味料>と大根、玉ねぎを加えて煮込む。途中で灰汁が出てきたらその都度取り除く。
45分ほど煮たらもやしとねぎ、ちぎったまいたけを入れ、しんなりとしたら角切りにした豆腐と溶き卵を加えて蓋をし、弱火で溶き卵が固まるまで加熱する。
5底が平らな器を2つ用意し、オートミールを30gずつ入れる。鍋のスープをお玉一杯分(約50cc)ずつ加え、軽くかき混ぜたら電子レンジで500W2分程度加熱する。米化するように様子を見ながら加熱時間は調節する。
64にほうれん草を入れ、軽くかき混ぜたら5にスープや具材を盛りつけて完成!