流行りのプロテインを簡単解説!

こんにちは!ウェルパーク管理栄養士です。
皆さん、ステイホーム中はいかがお過ごしでしょうか?
自宅で筋トレをしている方、食生活が乱れ体重が増えてしまった方など、思い当たることはありませんか?
健康意識が高まる中、プロテインが注目されています☆

プロテインとは?

プロテインとは、たんぱく質のことです。

血液、髪の毛など人間の多くの部位がたんぱく質で作られています。

たんぱく質が多く含まれている食材には、動物性食品では肉類、牛乳や赤身の魚、卵、植物性食品では木綿豆腐など大豆製品があります。

一般の方は、体重1㎏あたり0.8~1gのたんぱく質が1日の目安量です。

(例)60㎏の体重の人 60×0.8~1.0=48~60g 1日の目安量48~60g
※疾病にかかっている方は、主治医の指示に従ってください。

卵の場合、1日6~8個以上、牛乳だと7杯以上、鶏ささみだと4本以上、納豆なら6パック以上食べると目安量の48~60g摂ることができますが、毎日食べるには量が多いし難しいですよね。そんな方には、手軽にたんぱく質を摂る手段として、プロテイン製品がおすすめです。

プロテインの種類

ドラッグストアやスーパーでは、様々なプロテイン製品が並んでいますが、プロテインにも種類があります。ホエイ・大豆・カゼインの3種類ありますが、主に販売されているものはホエイと大豆のプロテインで、2種類が配合されているものもあります。

ホエイ

牛乳から乳脂肪分とカゼインを抜いた乳清由来のプロテインで、吸収のスピードが速く、運動後の素早いタンパク補給に最適です。また筋肉の合成を助ける、体で作ることのできない必須アミノ酸が含まれています。

大豆

大豆由来のプロテインで、ゆっくり吸収するのが特徴です。朝食や間食時に一緒に摂るとおすすめです。

カゼイン

牛乳から乳脂肪分と乳清を抜いたカゼイン由来のプロテインで、ゆっくり吸収するのが特徴です。長時間たんぱく質が摂れない就寝前などに摂るとおすすめです。しかし、牛乳アレルギーの原因となる主なアレルゲンはカゼインのため、牛乳アレルギーをお持ちの方は飲むのを控えましょう。

自分に合ったプロテインを選ぼう!

筋トレをしている方

運動後に素早いたんぱく質補給ができるホエイプロテインがおすすめです。
筋肉を付けたい人は、運動後、壊れた筋細胞の補修を行う際に、タンパク質を摂ることで筋肉量を減らすことなく、さらなる筋肉強固を目指せます! 運動後45分以内はプロテインを摂るゴールデンタイムと呼ばれているため、なるべく早くプロテイン製品を摂りましょう。

初めてプロテインを飲む方

ホエイプロテインに比べて、手を伸ばしやすい価格の大豆(ソイ)プロテインやカゼインプロテインがおすすめです。
また大豆(ソイ)プロテインには女性向けの商品もあり、コラーゲン配合のものや、含まれるビタミン・ミネラルの種類が多いもの、飲みやすい味付けのもの等が販売されています。

健康的に体重を落としたい方

運動後は吸収が早いホエイプロテイン、食事の際や間食には大豆(ソイ)プロテインなど、タイミングによって使い分けるのがおすすめです。
最近では、ダイエットのため、食事の代わりにプロテイン製品を摂る人も増えてきています。
食事の代わりに、置き換え用のプロテイン製品を飲むことによって、食事量を減らしながら栄養はきちんと摂ることが出来ます。しかし、置き換えをやめた後、今までと同じ量の食事を続けてしまうとリバウンドする危険性が高いです。そのため、1食全て置き換えるのではなく、メインのおかずを少し減らしてその分のたんぱく質をプロテイン製品で補ったり、間食のおやつをプロテイン製品にするなど、工夫しましょう。

生活が忙しい方

コンビニなどで手軽に買える、プロテインドリンクやプロテインバーがおすすめです。
仕事などで忙しく、朝食をトーストやお茶漬けだけ、昼食をおにぎりだけの人など偏った食事をしている人はたんぱく質やビタミン・ミネラルが不足していることがあります。プロテイン製品には不足しがちなたんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルも含まれているので、簡単に栄養補給することができます。

いかがでしたか?

最近注目のプロテインでステイホームを健康的に過ごしましょう!

それでは、また来月にお会いしましょう:)