冬至と言えば、かぼちゃ

皆さんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です!
今年ももう終わりに近づいてきました!
12月21日は冬至です。
冬至といえば、かぼちゃですね!
今回はかぼちゃについてお話させていただきます☆

冬至とは

一年の中で、昼が最も短い日のことを冬至といいます。そのため、年によって冬至の日は変わります。

かぼちゃを食べるのは、古来かぼちゃの黄色は魔よけの色とされていて、
栄養価も高く黄色いかぼちゃを食べることで無病息災を祈ったためです。

また、「ん」のつく食べ物を食べると、幸運に繋がるという説もあります。

かぼちゃは南瓜(なんきん)ともいうので、「ん」が付きますね。

かぼちゃとは

かぼちゃは冬の野菜のイメージがありますが、実は夏から秋にかけて収穫しています。

3か月ほど熟成させることによって、甘みが増します。かぼちゃは完熟するほど栄養価も高くなります。

かぼちゃは、大きく分けて3種類に分けられています。

かぼちゃの種類と、多く含まれている栄養素、おすすめの食べ方についてご紹介します。

日本かぼちゃ

高級料理屋さんなどで使われることが多いので、スーパーなどで見ることは少ないです。

栄養素
西洋かぼちゃに比べてエネルギーは低く、その分全体的な栄養素も西洋かぼちゃより少なめです。葉酸やカルシウムは西洋かぼちゃより多いです。
おすすめの食べ方
水分が多めで、皮がごつごつしているため、煮崩れしにくく、煮物におすすめです。甘みも少ないのであっさりしており、ねっとりとした触感が楽しめます。

西洋かぼちゃ

私たちがよく食べるかぼちゃです。スーパーで見かけるかぼちゃもほとんどが西洋かぼちゃです。

栄養素
日本かぼちゃに比べて、エネルギーやビタミン類、食物繊維など全体的に栄養素が高いのが特徴です。緑黄色野菜の中でも、βカロテンが多く含まれています。
おすすめの食べ方
日本かぼちゃに比べると皮はなめらかで、甘みがあるのが特徴です。お菓子やスイーツなどにも使われています。

ペポかぼちゃ

日本ではあまり見かけることができませんが、ヨーロッパの方ではよく食べられています。食用以外にも観賞用などもあり、重さが200kgになるものや、長さが180cm以上あるものなど、形も大きさも様々な種類があります。実は水っぽくて淡白なものが多く、食用には不向きです。そのため、実よりも種の方が栄養価も高く、多く食べられています。キュウリの仲間かと思いがちですが、ズッキーニなどの野菜もペポかぼちゃの一種です。

栄養素
種に栄養素が多いのが特徴です。ビタミンC、DHA・EPA、鉄分や亜鉛などの栄養素のほとんどが種に含まれています。特にDHA・EPAは不飽和脂肪酸の一種で、体の中のLDLコレステロールを減らして、動脈硬化や血栓を防いだり、血圧を下げたりなどの効果が期待されます。DHA・EPAは通常、青魚や卵・レバーなど動物性食品に多く含まれているので、植物性食品で摂りたい方におすすめです。
おすすめの食べ方
種を軽く煎って、コンソメやごま油・塩こしょう・青のりなどを振って食べると美味しいです! 最近では、お菓子コーナーにも商品として小袋で置いてあるので、手軽にGETできます!

いかがでしたでしょうか!
今年中にかぼちゃを食べきり、来年に備えましょう!
来年もまた1年間よろしくお願い致します☆
よいお年を!