10月2日は豆腐の日「大豆のお話」

皆さんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です!
10月2日は豆腐の日ってご存じでしたか?
今日は、豆腐の原料である大豆のお話をしたいと思います!

大豆の効果とは?

栄養価の高い、良質たんぱく質が含まれていることから、何百年も前から「畑の肉」といわれています。

高たんぱく・低カロリーのため、ダイエットの強い味方です!また、大豆を原料とした食べ物はたくさんあるため、毎日食べても飽きません。そんな大豆には、多くの栄養素が含まれていますが、今回は特に多く含まれる栄養素に絞ってお伝えいたします!

大豆に多く含まれている栄養素

たんぱく質

食品に含まれるたんぱく質には、様々な種類があります。その中でも、大豆に多く含まれるたんぱく質をご紹介いたします。

グリシニン

コレステロールの低下や血中の中性脂肪を減らします。ホルモンバランスの乱れを整える働きや、メラニンの合成を抑制する働きがあり、美容にも効果的です。

レクチン

免疫力を高め、有害菌の繁殖を抑制します。レクチンにも種類があり、ある種のレクチンはがん細胞の増殖を抑える働きがあるといわれています。

たんぱく質が多く含まれる大豆製品
厚揚げ・油揚げ・納豆

脂質

大豆に多く含まれる脂質をご紹介いたします。

レシチン

血中コレステロールを排出する作用があり、動脈硬化を予防する働きがあります。
また、脳の神経伝達物質を作る働きもあり、認知症やアルツハイマー病などの予防や改善効果も期待されています。

脂質が多く含まれる大豆製品
厚揚げ・油揚げ・がんもどき

ポリフェノール

大豆に多く含まれるポリフェノールをご紹介いたします。

大豆イソフラボン

女性ホルモン「エストロゲン」と似た化学構造と働きがあり、若々しい肌や髪の毛を維持したり、骨粗しょう症や生活習慣病の予防効果があったりします。特定保健用食品(トクホ)の「骨の健康が気になる方に」の保健機能成分でもあります。

サポニン

油脂を溶かす性質があり、脂肪やコレステロールを取り除く働きがあります。また、「老化」や「動脈硬化」を予防する効果が期待できる抗酸化作用も認められています。

ポリフェノールが多く含まれる大豆製品
蒸し大豆・豆乳・納豆

カルシウム

イライラしている時に、摂ったほうが良いといわれる栄養素です。大豆の加工食品は、更に含まれる量がUPするため、豆腐や厚揚げがおすすめです。豆腐なら、絹より木綿の方が多く含まれています。

カルシウムが多く含まれる大豆製品
厚揚げ・木綿豆腐・納豆

鉄分

貧血予防で知られる栄養素です。また、ヘモグロビンという酸素を運ぶたんぱく質の構成成分でもあります。
大豆などの植物性食品に含まれる鉄分は、ビタミンCと一緒に食べると吸収率を高めます。レバーなどの動物性食品が苦手な人は、大豆製品で摂ることがおすすめ!ゴーヤはビタミンCが豊富に含まれているため、ゴーヤと豆腐を使うゴーヤチャンプルーなら、鉄とビタミンCが一品で摂れちゃいます!

鉄分が多く含まれる大豆製品
豆乳・納豆

皆さん、いかがでしたでしょうか?大豆のすばらしさ伝わったでしょうか!!
これから、大豆をたくさん食べていきましょう!
それでは、また来月会いましょう~!