こんにちは!ウェルパーク管理栄養士です!
だんだん暖かくなってきましたね!
今回は夏までに痩せるぞ!という方に向けて、私たちがアドバイスをさせていただきます!
自分に必要なエネルギー量を知ろう!
皆さんは、1日に必要なエネルギー量って知っていますか?
まずは、自分の体が必要としているエネルギー量と、実際に食べているエネルギー量の比較をすることが重要です。
1日に必要なエネルギー量は、「体重【kg】×基礎代謝×身体活動レベル」で求めることができます。
基礎代謝は、男女別・年齢別に基準値が決められています。
身体活動レベルは、日常の活動量に応じてⅠ~Ⅲの3段階のレベルに分かれています。同じような体型でも、1日の活動量によって異なります。
2身体活動レベル
低い |
1.50 |
オフィス勤務や、座位中心で運動をほとんどしない人
|
普通 |
1.75 |
立ち仕事や、軽く運動する |
高い |
2.0 |
肉体労働や、運動を習慣的にする人 |
実際に、計算してみましょう!
体重(kg)×
1基礎代謝基準値×
2身体活動レベル=
1日に必要なエネルギー量(kcal)
自分が必要なエネルギー量がわかりましたか?
推定エネルギー必要量>実際に摂っているエネルギー量にならないと、余ったエネルギーは脂肪となり、蓄積されてしまいます。
1kgの体重を落とすには7200kcal減らす必要がある?
脂肪は1g=9kcalですが、脂肪の中には20%程度水分が含まれているので考慮する必要があります。
また、1㎏=1000gなので、体重1kg(1000g)落とすためには
9kcal×1000g×80%(脂肪の中から水分20%を引いた数字)=7200kcal つまり、1kg体重(脂肪)を落とすためには7200kcal減らす必要があります。
例えば1か月(30日)で1kg落とすには→7200kcal÷30日=240kcal
つまり、1日240kcal分、運動をするか食事のエネルギーを調節すればいいことになります!
私たち管理栄養士からは、食事に関するアドバイスをさせていただきます。
エネルギーを減らす工夫「調理の工夫」
ゆでる・蒸す
焼いたり、揚げたりするよりも、茹でる・蒸す調理のほうが、油を使わないで料理ができます。調理する際に使用する油だけでも、大さじ1杯で126kcalもあります。
調理器具でエネルギーオフ!
テフロン加工のフライパンの使用や、電子レンジ・炊飯器調理をすることで、油を使わず、ヘルシーに調理ができます。
食材を大きめに切る!
食材を大きく切ることで、揚げ物や炒め物などの時に、油の吸収面積を少なくすることができます。
下味をしっかりつけ、ソースの量を減らす!
塩・こしょうはエネルギー0です!下味をつけることで、出来上がった料理にさらに調味料を足す必要がありません。
エネルギーを減らす工夫「食材の工夫」
低エネルギー食材を選ぶ
野菜や海藻、きのこなどエネルギー量の少ない食材をたくさん食べることで、満腹感を得やすいです。
かさまし
おからや豆腐、もやし・春雨などの低エネルギー食材でかさましすることで、料理全体のエネルギーを減らすことができます。ボリュームも増えて、満足できます。
サーロインよりも赤身
サーロインステーキは、たんぱく質が豊富に含まれていますが、それに伴い脂肪も多く、エネルギー量が高いです。脂肪が少ない赤身肉を選ぶようにしましょう。魚でも同じで、大トロよりもまぐろの赤身です!
肉より魚や豆腐
エネルギーカットのことを考えるなら、断然肉より魚や豆腐のほうがエネルギー量は低いです。また、赤身の魚よりも青魚や白身魚のほうがエネルギー量は低いです。
ノンオイルドレッシングを使う
一般的なドレッシングに比べて、1/5程度のエネルギー量に抑えられます。
低エネルギーの食品・調味料を使う
人工甘味料や、糖類やカロリーオフの調味料を上手に使いましょう。しかし、カロリー0やカロリーオフと表記されている場合でも、100gで5kcal以下の場合は「0」、100ml中40kcal以下であれば「オフ」といった表現が出来てしまうため、飲みすぎ・食べすぎは禁物です。
体の中に脂肪はどれくらいあるの?
体脂肪率は皆さんよく知っていると思います!体脂肪率は知っていても、実際に脂肪の量が何kgあるか計算したことはありますか?
体脂肪率がわかれば、簡単に計算できます!
脂肪量の算出の計算式
体脂肪量(㎏) =
体重(㎏) ×
体脂肪率(%) ÷
100
例)50(kg)×25(%)÷100=12.5(kg)
体の中の脂肪の量は、12.5kgあるということになります!
みなさん、いかがでしたでしょうか?夏に向けて、私たちも頑張ろうと思っています(^^)/
皆さんも参考にしてみて下さい!それでは、また来月に~~~!