花粉と食事が関係するの?

皆さんこんにちは!
ウェルパーク管理栄養士です!
厳しい花粉の季節がやってきますね。
花粉症には免疫機能が関係していることは知っていますか?
食生活を見直し、免疫力をアップさせましょう!

花粉症

花粉症は、アレルギーが原因で起こります。花粉は、本来人体には無害です。しかし、体の中に入ってきた花粉を、脳が有害だと誤認識すると、追い出そうと免疫機能が働きます。その免疫機能によって、鼻水やくしゃみ、涙などで花粉を体から追い出そうとします。これが、花粉症のメカニズムです。

  • くしゃみ・鼻水
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみ・涙目

花粉はスギやヒノキだけでなく、一年中飛んでいます。思い当たる症状が出たら、お近くの病院でアレルギー検査をしてもらいましょう。

予防・対策

食事:花粉症の症状が出る前に、早めに食事の見直しをしましょう!

免疫機能を高めよう!

免疫システムの60%は腸にあります。そのため、腸を元気な状態にしておくことが重要です。善玉菌を元気にするためにも、乳酸菌やビフィズス菌が多く含まれるヨーグルトや乳酸菌飲料は花粉シーズン前から食生活に取り入れましょう。

ビタミンEが多い食材
ヨーグルト、乳酸菌飲料、キムチ、納豆

食物繊維で善玉菌を助けよう!

食物繊維は、腸内環境を整える働きがあります。また、善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす働きを助けることで、免疫機能が高まります。

食物繊維が多い食品
ごぼう、きのこ類、レタス、青汁

ポリフェノールで花粉対策!?

チョコレートやカカオに含まれるカカオポリフェノールには、免疫機能に作用し、アレルギー症状を抑える働きがあります。また、ポリフェノールのもう一つの働きとして、抗酸化作用があり、美肌効果や血圧低下など嬉しい効果も!しかし、たくさん食べるのは禁物です!

ポリフェノールが多い食品
ココア、チョコレート、赤ワイン、てん茶、たまねぎ

青魚でアレルギー物質の働きを抑えよう!

魚に含まれる、DHA・EPAはアレルギー物質である、ヒスタミン(※)の働きを抑えます。このことにより、花粉症の症状を抑えることにつながります。肉より魚派の人でも、より積極的に摂ってみましょう!

DHA・EPAを多く含む食品
サバ、イワシ、サンマ、アジ、ナッツ類

(※)ヒスタミンってなぁに?

ヒスタミンは、体内に広く存在する物質で、普段は風邪やウイルスなど悪いものから体を守る働きがあります。しかし、時には花粉などの異物に対しても過剰に反応してしまうことがあります。鼻水がたくさん出てしまうのも、異物を外に出そうという働きです。

*疾病のある方は、主治医の指示に従ってください。

いかがでしたか?
薬だけでなく、食事も見直すことによって、花粉と上手に付き合いましょう!
何か一つでも出来ることを実践してみて下さい!
では!また来月お会いしましょう~☆