たんぱく質
プロテイン製品の主成分となる栄養素です。プロテインを摂ることで、運動後、壊れた筋肉の補修を行い、筋肉量を減らすことなく筋肉を強くすることができます。
- たんぱく質を多く含む食品
- 牛乳・大豆製品・肉類・魚類・卵
<摂取推奨量>運動する方は、1日の推奨量は体重当たり1.2g~2.0gです。体重50㎏の人では、およそ60~100g必要です。鶏もも肉なら240g~400g程度です。
運動のタイミングに関係なく摂った方が良いもの
BCAA
筋肉で代謝されるアミノ酸の一種です。体で作ることができないため、食事やサプリメントで補う必要があります。
- BCAAを多く含む食品
- 赤身の魚・鶏肉(脂質の少ない部分)・牛乳・卵・納豆
<摂取推奨量>運動する方は、2000mg以上摂ることが推奨されています。卵2個、牛乳2杯で摂ることができます。
ビタミンB群
脂質や糖質、たんぱく質のエネルギー代謝に利用されます。エネルギーを産生するためにも必要不可欠です。
- ビタミンB1を多く含む食品
- 豚肉・赤身肉・大豆・ナッツ
<摂取推奨量>女性1.1mg、男性1.3~1.4mgです。豚肉全般に多く含まれていて、豚もも肉を100g程度で摂ることができます。
- ビタミンB2を多く含む食品
- レバー・卵・納豆・アーモンド
<摂取推奨量>女性1.2mg、男性1.5~1.6mgです。レバーは種類によって、50~100gで摂ることができます。
- ビタミンB6を多く含む食品
- 赤身肉・鶏肉・マグロ・カツオ・バナナ
<摂取推奨量>女性1.1mg、男性1.4mgです。上限は45~60mgです。バナナだと4本程度、マグロだと160g程度で摂ることができます。摂り過ぎには注意が必要です。
運動をしない日の普段の食事
鉄
陸上競技などで長時間足裏に強い負荷がかかると、赤血球が減少し、貧血になる人もいます。ビタミンCと一緒に摂ることで、吸収率がUPします。また、カフェインと一緒に摂ると、鉄の吸収率が下がるため、コーヒーは食後にしましょう。
- 鉄を多く含む食品
- レバー・赤身肉・小松菜・ほうれん草
<摂取推奨量>女性6.5~10.5mg、男性7.5mgです。上限は40~50mgです。女性は月経によって推奨量が異なるため、運動習慣のある方は、不足しないようにしましょう。小松菜1束程度で摂ることができます。
ビタミンC
- ビタミンCを多く含む食品
- じゃがいも・ほうれん草・キウイ
<摂取推奨量>100mgが推奨量です。キウイ2つ、赤ピーマン半分程度です。