上手な薬の使い方は？

タイプによっていろいろとお薬は変わってきます。どんなタイプのお薬を使用する場合でも、不潔な患部に薬を塗っても意味がありません。まずは、清潔にしてからが大事です。 上手な薬の使い方は、お風呂できれいに患部を洗い、皮膚が柔らかくなって薬の成分の浸透が良くなります。

※水分はきちんと拭き取ってください。
石鹸も殺菌効果のある、刺激の少ないもので洗うようにしましょう。

市販薬の選び方

現在、OTCのものを含め、水虫薬は数多くの種類が販売されています。
最近では薬を手にとって選べるところも増えてきました。
では、どんな薬を選べば良いのでしょうか？
注意していただきたいのは、自分の水虫の症状にあったものを選ぶことです。
患部を掻き崩して傷がある場合は、炎症を起こすことがあるので使えないこともあります。
効果をきちんと出すためにも回数をしっかりと守った方がさらに良いです。
まずは症状をご相談ください。

• 趾間（しかん）型水虫

  水虫のなかでもっともポピュラーな水虫です。
  最近は、女性にもこのタイプの水虫は広がっています。
  足の指と指の間にできます。なかでも薬指と小指の間が圧倒的に多くなっています。
  かさかさする乾燥型にはクリームや軟膏・液剤を、じゅくじゅくする湿潤型にはクリームや軟膏、パウダースプレータイプをオススメします。

• 小水疱の水虫

  足に小さい水疱ができる症状です。皮がむけてくることもあります。
  指の付け根や足の側面、足の裏の土踏まずなどに比較的多く発症し、進行するにつれてかゆくなります。
  水疱ができてしまっている水虫にはクリームやゲル状のものがいいでしょう。
  ただし、水疱が破けてしまっている場合、ゲル状のものはメントールが入っているものも多く、しみる場合がありますので、ご注意ください。

• かゆみがひどいときは・・・。

  かゆみがひどい場合は、スプレータイプはいかがでしょうか。
  冷却効果のあるものが多く、瞬時に冷やすことによってかゆみを和らげてくれます。
  これは治療として使うより一時的なものです。