ウェルパークのお仕事

商品部

売れると狙って仕入れた商品が、思ったように売れた時は嬉しい

Interview
塚本寛明さん 登録販売者

本社 / 担当(バイヤー)
2007年4月1日入社

人としての礼儀を大切にしている塚本さん
お客様の生活に寄り添った商品展開を目指しています

引き継がれるバイヤーの心

バイヤーは社内においてどのような仕事をしているのですか?

店舗に並ぶ商品について、「何を」、「いくら」で、「どのように販売していくのか」を決めております。
商品を選んで、仕入れ価格の交渉をし、利益を考えて販売価格を決めます。そしてチラシ掲載や店舗での並べ方など、どうやって販売していくのかというところまで計画しています。
バイヤーは医薬品や食品など、担当の部門が割り振られていて、私はベビー・ペット・家庭雑貨(ex:清掃用品・調理用品・園芸用品・文具・電池)を担当しています。ウェルパークは、取り扱う商品も幅広いのでバイヤーの人数も他の部署に比べると多くなっています。

商品はどのような選び方をするのですか?

商品を選定するうえでは、情報の収集が大事なので、取引先の問屋様やメーカー様との商談から、市場規模、トレンド、新商品といった様々な情報を得ています。また、商談だけでなく、新聞購読・ネット閲覧・他社販売店調査等をし、売れる商品を見つけるため、待っているのではなく、自ら情報を取りに行くようにしています。そのうえで、自分なりに分析し、商談において、商品の選定・仕入れ価格の交渉・販売価格の決定をしています。
商品が採用され、売場に並んだら終わりでもありません。その商品がどのように売れていったのかも分析・検証し、最後までしっかり見届けます。
また、会社の方向性として、いつもやっているから今回もやるといった、安易に前例を真似する事はよくないとされております。昨今、お客様の生活様式が変わっていく中で、お客様の暮らしぶりに合わせた提案が大事とされています。そのため、商品選びをする時にも、お客様の今に寄り添える商品展開を目指しています。

バイヤーをしていて気をつけていることはありますか?

スケジュールの管理は気をつけています。常に何ヶ月も先の仕事をしているのでいつも予定は2ヶ月先くらいまで埋まっています。あれもこれもと全部はできないので優先順位をつけ、スケジュール通りに進むように管理しています。
また、何よりも一番大切にしているのは社会人としての礼儀や振る舞いです。バイヤーなので、強気な姿勢も大切かと思いますが、会社の顔にもなるので、取引様に対しても、社内に対しても、礼儀や振る舞いには気を付けています。
やはり、お互い人なので、誠意を尽くしていると困った時に助けて頂ける事もあります。
一人では、仕事は出来ないので、今後も、周りへの感謝・配慮は忘れず、仕事に取り組んでいきたいと思います。これは自分がバイヤーになった時、先輩バイヤー方に、「バイヤーとしての姿勢」として教わりました。

バイヤーの立場なって初めて見えてきた事情と面白さ

バイヤーになるまではどのような経緯でしたか?

新卒で入社し、一般社員から副店長を経て店長になりました。店長としては8年間ほどしておりましたが、店長として仕事をしていく中で、決められた商品を販売するのではなく、商品を決めることができるバイヤーという仕事に興味を持ちはじめました。ウェルパークでは「1年後、3年後、どの部署・階級でやりたいか」というキャリアパスアンケートがあるので、そこで「商品部、バイヤー」と回答していました。当時、上長だったブロック長・営業部長が元バイヤーだった事もあり、ますます興味が沸き、本を購入し、自分なりに勉強していました。そういった事もあってか、ご縁があってバイヤーをやらせていたくことができました。異動の内示があった時は、辞令が明日出ると言われて大変驚きました。心の準備もできていなかったので正直戸惑いましたが、やるしかないと覚悟を決めたのを覚えています。

バイヤーの醍醐味はなんですか?

店舗にいる時はバイヤーが、具体的にどのような仕事をしているのか見えませんでした。どういう交渉して、どんな契約を結んでいるのかも全くわからないので、指示されることに対して、どうしてこうなるのだろう、と思ったことも多くありましたが、自分がバイヤーの立場なって初めていろいろな事情があったということがわかったことは大きかったです。
醍醐味としては、やはり自分で扱った商品が売れると嬉しいです。私が扱っている部門は、比較的規模の小さい部門とは言え、全店舗(130店舗ほど)分なので売り上げる数字は大きくなります。商品の選定から価格設定まで、全てできるのでやりがいはありますし、結果が数字として出るととても面白いです。
逆に全店舗分なので失敗も大きくなります。価格登録や店舗配荷数を間違えると全店舗に迷惑がかかり、その先にいるお客様にも迷惑かかってしまいます。実際、配荷数を間違え、店舗から電話がかかってきて、冷や汗をかきながら対応をした苦い経験もあります。バイヤーは良くも悪くも影響範囲が大きい仕事なので、当たり前のことをバカにせずに、一見地味な仕事でも着実に責任をもってやらなくてはいけないと思っています。

これから挑戦していきたいことはなんですか?

現在、バイヤーとして、3年目になります。バイヤーは3年たって初めて一人前と言われているので、まだまだではありますが、保守的にならず、新しいことに挑戦していきたいと考えています。
最近では、生花の取り扱いを始めました。ドラッグストアで生花は馴染みが薄いかもしれませんが、店舗によっては思った以上に売れ、好評です。今後も固定概念にとらわれず、お客様の暮らしぶりにあわせ、新しいカテゴリーの取り扱いや、自社商品の開発に、挑戦していきたいと思っています。やると決めたら、すぐ行動し、中途半端に投げ出さず、納得できるまで、やり続ける・やり抜きたいと思っています。

Message ご入社を検討されている方へ

就職活動をしている方に言える事として、後になって後悔だけはしないよう、やれるだけの事はやっていただきたいです。時間は、どんどん過ぎてしまうので、計画をもって、すぐ行動にうつすことが大事だと思います。
ウェルパークは、優しい方が非常に多いです。色々と相談に乗ってもらえたり、助けてもらったりもします。だからこそ、私も勤続15年につながっていると思います。

(担当部署・役職・店舗については2022年3月現在のものです)