汗のニオイ残りにさようなら!夏の快適洗濯術

どんどん暑くなる、これからの季節。たくさん汗をかいた衣類を洗濯しても、頑固な汗ジミや黄ばみ、ニオイなどが残ってしまうことはありませんか? そこで、黄ばみ汚れや汗臭くなってしまった洗濯物をすっきり洗い上げて、快適に夏を乗り切る洗濯術をご紹介します!

夏の洗濯物は、“すぐに洗う”が基本!

汗を含んだ洗濯物がニオってしまう原因は、雑菌です。汗に含まれていた皮脂やタンパク質をえさに雑菌が繁殖することで、ニオイが発生するのです。高温多湿が大好きな雑菌は、夏場になるほど繁殖しやすくなります。
洗濯物をまとめて洗おうと思ってしばらく放置したままでいると、雑菌がどんどん繁殖してしまい、ニオイが衣類に残ります。また、衣類についた皮脂が変質すると、黄ばみにもつながります。

だから、夏場はすぐに洗うのが理想。洗浄力が高く、手軽に使える洗剤でこまめに洗濯しましょう。
さらに、洗剤に漂白剤もプラスすると、頑固なニオイや黄ばみ汚れもすっきり落とせます。漂白剤は、洗剤だけでは落ちにくいニオイの元や汚れなどを強力に分解し、殺菌・除菌効果を発揮します。漂白効果もあるので、きれいな洗い上がりになります。

おすすめの使い方は、ぬるま湯に漂白剤をいれて約30分間つけてから洗うこと。このあと、洗濯機で洗剤といっしょに洗うとより殺菌効果が高くなり、ニオイや汚れをしっかり落とせます。また、洗濯しにくいスーツや制服などは、衣料用の消臭剤や消臭効果があるシワ取り剤で対処するのもおすすめです。

しっかり乾かすことも大切!

洗濯でしっかり殺菌しても、洗濯物が生乾きだと、再び雑菌が繁殖してしまいます。とくに夏は、さっきまで晴れていたのに急に雨が降るなど、天気が変わりやすい時期でもあります。だからこそ、なるべく効率良く干したいもの。短時間でもしっかり乾かせる干し方をご紹介します。

おすすめの干し方は、アーチ型です。

厚みがあって大きい衣類を外側に干し、内側に向かって順に小さい衣類を干すようにします。横からは見たら、アーチを描くようになることが理想です。アーチ状に干すことによって、空気の流れをつくりやすくなります。中央に大きな空間があるので、洗濯物の下にある空気が上へと流れやすくなります。空気が流れることで、短時間でしっかり乾かすことができます。