暑いと『目』だって疲れます!!夏のアイケア

夏本番! 海やバーベキュー、キャンプ、野外フェスなど、屋外でのイベントが盛りだくさんの季節♪
それもいいけど、冷房の効いた部屋で快適に過ごすのも夏ならではですね♪
でも…実はどちらも『目』のケアが重要なことをご存知でしたか?
最高の夏を過ごすためのアイケアについてご紹介します!!

夏は目のダメージがいっぱい!?

暑い夏、屋外でも屋内でもいろいろな過ごし方ができますが、大事な目のことを忘れていませんか?目が受ける影響について、少し考えてみましょう。

屋外で受ける影響といえば、紫外線による【目の炎症】です。
紫外線と聞くと、肌の日焼けをイメージしやすいですが、実は目も「日焼け(炎症)」をします。長時間日差しを浴びたときに目が赤くなったり痛くなったりするのは、紫外線を受けることで目の角膜や結膜などにダメージを受け、目が紫外線による炎症を生じているからです。
さらに、炎症を起こして熱をもった目を冷やすために涙が分泌されたり、目の筋肉の激しい収縮運動によって目の疲れをまねいたりします。

屋内では【目の乾き】や【目の疲れ】などがあげられます。
夏は冷房の効いた部屋で過ごす方も多いですが、冷房により室内の湿度が下がるため、目は乾燥しがちになります。
さらに、スマートフォンやパソコンなどを長時間見続けることや、まばたきが減少することによって涙の供給不足になるなど、目の乾きや目の疲れを引き起こしやすい環境にあります。

また、夏は高温多湿であるため、細菌などが活発になる季節でもあります。
夏に多い感染症として【結膜炎】があげられ、目を清潔に保つことが非常に重要です。

眼のダメージ三大要員

アイケアの必需品とは?

【目の炎症】には、抗炎症成分を配合した目薬が適しています。炎症の原因となる物質の生成を抑える成分や、目の保護成分を配合した目薬がおすすめです。紫外線に対して効果のある成分が含まれたものもあります。

<代表的な成分>

  • プラノプロフェン…炎症の原因物質の生成を抑える
  • 硫酸亜鉛水和物…目の粘膜と結合して皮膜をつくり、紫外線などから目を保護する

【目の乾き】は、涙が目から蒸発していくことで起こりやすいため、目の潤いを持続する成分を配合した目薬が適しています。

<代表的な成分>

  • コンドロイチン硫酸エステルナトリウム…涙を角膜に留めて目の乾きを抑える
  • ヒドロキシエチルセルロース…涙の蒸発を抑えて目の潤いを持続させる

【目の疲れ】は、目を長時間酷使したり、同じ距離でピントを合わせ続けたりしたことによる、目の筋肉の疲労などが原因で起こります。そのため、目の疲れを改善する成分を配合した目薬がおすすめです。

<代表的な成分>

  • ネオスチグミンメチル硫酸塩…目のピント調節機能を改善する
  • ビタミンB6…新陳代謝を促進して目の疲れを改善する

細菌による【結膜炎】には、抗菌成分を配合した目薬がおすすめです。

<代表的な成分>

  • スルファメトキサゾールナトリウム…結膜炎やものもらいの原因となる細菌に強い抗菌力を持つ

※ウイルス性の結膜炎は、抗菌目薬で治療ができないため、病院を受診する必要があります。

夏の過ごし方に応じて必要なアイケアを行い、最高の夏にしましょう!!