暑いから手抜きお掃除!時短ワザで家中キレイに!

いつものちょっとした家事でも、汗だくになる夏。ついサボりがちなお掃除ですが、手抜きをしていると汚れがこびりついて、あとの掃除がかえって大変! そこで、ちょっとした工夫で家中キレイにできるお役立ちアイテムをご紹介します!

キッチンでの簡単キレイ

鍋やお皿の油汚れ。二度洗いしたり、洗剤を継ぎ足したり、食器洗いは意外と手間のかかる仕事です。そんなとき、油の分解に優れた洗剤を使うと、こびりついたベタベタもサッと落とせて、時間も大幅に短縮できます。
また、除菌ができるタイプの食器洗い洗剤につけておくだけで、スポンジやまな板、ふきんなどを、定期的に漂白・除菌しなくても、清潔に使えます。さらに、食器洗いのついでに、レンジ周りや飛び散って固まった油汚れを簡単に落とすお掃除シートなどを使うと、キッチンごとピカピカになります。

お風呂の敵は、湯アカと壁カビ

面倒くさいお風呂掃除にも、時短のコツはあります。お風呂は入浴のたびにお掃除するのが基本ですが、効率がいいのは、最後の人がお風呂の栓を抜きながらお掃除してしまうこと。湯垢やゴミはその場で取るほうが落ちやすいので、壁や浴槽をさっと流すことで多くの汚れは取れてしまうのです。
浴槽に汚れがついたままにしていると、こびりついてしまい、ゴシゴシこすって落とすのは大変です。そこで、こすらないで落とすタイプの洗剤などを使い、まず汚れを浮かせてから落とすようにすると、ラクに汚れを落とすことができます。
また、しばらく細かい部分のお掃除をサボっていると、落とすのにやっかいなのが、天井や壁についたカビ。この場合、塩素系カビとり剤を使用しましょう。カビの根が繁殖しやすい、ゴムパッキンやシャワーホースなども、カビとり剤で落としてから掃除すると効果的です。使用するときはゴム手袋を着用し、換気しながら行うようにしましょう。

トイレ掃除は、ニオイまるごと!

どんなに気をつかっていても、トイレにはいつの間にか黄ばみや黒ずみが付着し、ニオイが発生します。トイレ掃除のコツは、汚れを落とすことより、キレイをキープすること。便器や便座の汚れ、床などは、気がついたらサッと拭き取り、ふだんから汚れがたまらないよう心がけましょう。気づいた人が気づいたときに掃除するのが、キレイなトイレを保つ秘訣です。
トイレには、汚れ以外にニオイの問題があります。お掃除しても、トイレのニオイが気になるのは、こびりついた見えない汚れがどこかに隠れているからです。ニオイが気になるなら、便座のフチの内側や、便座の裏側に汚れがこびりついているかもしれません。また、キレイに見える床も、尿汚れが付着していることが多いのです。ふだんからこまめに拭き掃除をすることがニオイ対策にもなるんですね。
お役立ちアイテムとして、便器や床の洗浄と消臭ができるトイレ用洗剤があります。このほか、便器表面に貼り付ける水際の汚れ防止スタンプや、香りを広げるスタンプ式洗剤などを使用することで、トイレをキレイにキープし、さらにニオイ対策までできます。

掃除機を使わない床掃除

掃除機は出してきて、コンセントをさして使い始めるまでが面倒なものです。そこで、便利なのがフロア用掃除シートを使ったモップがけ。床を磨くだけでなく、ホコリや髪の毛を絡め取ってくれるから掃除機と雑巾がけが一度にできます。

家族にも環境にもやさしい庭に

夏は放っておくと、雑草がどんどん生えてしまいますが、暑い夏の草むしりほど大変なものはありません。「育ってくる雑草を除草剤で除去したいのに、子どもとペットが心配で使えない」という家庭も多いはず。そこで、トウモロコシ、お茶、柑橘類など食品由来の成分を配合した、環境にやさしい除草剤を用いるとよいでしょう。庭に撒いておくだけで簡単に除去できます。

外まわりのひどい汚れをピカピカ!

ベランダや物干し、窓ガラス、エントランス、自転車など、家の周りには蓄積した頑固汚れが付着しています。そんなときに便利なのが、住宅用掃除シート。大判で厚手のシートが、付着した汚れを集め、はがしとって、ピカピカに磨きあげます。

ちょっとした工夫と毎日の努力

掃除とは、時間がかかる、面倒くさいもの。掃除をラクにする究極の裏ワザは、「なるべく汚さないようにすること」「汚れたらすぐ拭く」「すぐ落とすこと」。日々の努力が必要なのです。おすすめのアイテムを使って、1日10分、1日1箇所ずつでも、無理なく続けられることから、お掃除を始めてみましょう。