美味しい!手軽!インスタント食品特集!

「インスタントだから、味はイマイチ…」というのは昔の話。加工技術の進化や食への意識の高まりなどから、最近は味でも普通の食品に負けない商品が増えています。ここでは、そんなインスタント食品を紹介します。

和洋中、迷うほど豊富なラインナップ

「今日は家事を休んでゆっくりしたい」というお母さん、「今日はママがいないから簡単に食事を済まそう」というお父さんやお子様たち。そんなみんなの強い味方が、“インスタント食品”です。インスタントというと、ひと昔前はあまり味に期待できないという印象をもつ人が多かったものですが、最近は各社とも、味についてかなり研究しており、“本物志向のインスタント食品”というジャンルも生まれているほどです。
そんなインスタント食品ですが、加工方法はいろいろ。高温処理する「レトルトパック」は、長期保存できるのがウリです。カレーやパスタなど、温めて食べるものには適していますね。その逆に、素材を冷凍させたうえで乾燥させる「フリーズドライ」は、熱で水分を飛ばす方式と違って、熱で壊れやすい栄養素にもやさしいのが特長です。 このような加工を施されたインスタント食品には、麺類はもちろん、和洋中ジャンルを問わず、さまざまな商品が用意されています。

「週に一度はインスタント」もアリ?

メニューも豊富に用意されているインスタント食品なら、週一で食卓に上っても飽きずに食べられるはず。ラーメンの種類が豊富なのは言わずもがなですが、カレーやスープなどもさまざまなラインナップがあります。「家でのご飯がインスタントだけというのはちょっと…」という方も、手間をかけずに用意ができるメリットを生かし、メインに合わせてスープだけプラスワンしてみたり、逆にメインとしてカレーだけレトルトで用意し、時間を短縮したぶん、サイドメニューに凝ってみるなど、主婦(主夫)にやさしい調理法もおすすめできます。盛りつけ方を工夫するだけで、インスタントに見えない料理が簡単にできあがるのも魅力です。外食に比べて金額も安く抑えられるうえ、時間も手間も節約でき、家族団らんの時間が増えるかもしれませんね。
ほかにも、長期保存の利点を生かし、病気の際の療養食としておかゆを常備しておいたり、地震などの災害に備えてカップ麺やパックのご飯などを蓄えておいたりすることも考えたいですね。賞味期限が来る前に「インスタントデー」として、災害時を想定したご飯にする、なんていうのもいいかも。
豊かな生活を実現するため、あえて「週に一度はインスタント」というのもアリかもしれませんよ。