行楽シーズン到来!管理栄養士流お酒の楽しみ方

みなさんこんにちは!ウェルパーク管理栄養士です。
気温が上がり、晴れ間が増える5月は絶好の行楽日和!
外で飲むお酒もおいしい季節になってきました。
お酒を嗜むためにも、本日はお酒についてお話いたします。

厚生労働省では「節度ある飲酒量」を、1日の平均純アルコール摂取量約20g程度としています。

純アルコール量とは?

お酒は種類によって、アルコール度数が異なるため、1杯の中に含まれる純アルコール濃度がそれぞれ違います。純アルコール濃度は、「飲んだ量×アルコール度数(%)×0.8(比重)÷100」で求めることが出来ます。

アルコール度数5%のビール1缶(350ml)の場合は、 [350ml×5%×0.8÷100]=14g です。

純アルコール濃度 酒類一覧

1日の適正純アルコール量は、男性で20g、女性で10gです。男性で中ビン1本分、女性で中ビン半分の量です。男性では、500ml缶のビール1本分。女性では350ml缶1本分よりも少ない量です。

日本人は世界の中でも、遺伝子的にお酒が弱い人が多いです。無理のない範囲でお酒を楽しみましょう。
また、休肝日は週に2日連続でとるようにしましょう。肝臓が完全にアルコール分解をしない日を作ることで、肝臓に負荷を減らすことができます。

とりたい栄養素

vitamin B1 ビタミンB1

ビタミンB1は糖質の分解を助ける栄養素です。アルコールは糖質でできているため、積極的にとりましょう。水溶性ビタミンのため、汁ごといただける調理方法がおすすめです。

にんにくの香り成分であるアリシンと一緒にとると利用効率が高まります。ビタミンB1は玄米、豚肉、大豆などに多く含まれます。

vitamin B2 ビタミンB2

細胞の再生を促す栄養素です。肝臓の細胞の再生を促進する働きがあります。エネルギー代謝にも関係するため、三大栄養素の代謝に欠かせないビタミンです。

牛乳や肉類・大豆など幅広い食品に含まれています。

mineral ミネラル

アルコールには利尿作用があるため、飲んだ量よりも多い尿が体外に排出されます。そのため、体内のミネラルバランスがくずれ、むくみやすくなってしまいます。

飲んだ日の翌日、顔がぱんぱん!なんてことにならないためにも、おつまみの塩分は控え、野菜などカリウムと水分が多い食品を選ぶようにしましょう。

いかがでしたか?
蒸し暑い場所で冷たいアルコールはとても美味しいですが、飲みすぎには気を付けましょう!
レシピではおすすめのおつまみをご紹介いたします♪
それではまた次回~~~!

5月のレシピ